とある何人の一言 – ミスターMの大気圏突入 –

ようこそ『とある何人の一言』へ。笑いの観点から社会を正す謎の男、ミスターMが私の個人的な価値観を拠り所に、刺して刺して刺しまくります。

ミスターMの手探り恋愛論

      2014/10/08

皆さん恋してますか?私なんて夜毎恋に恋い焦がれ恋に泣いているうえに胸毛が濃いですし、不摂生ゆえ男のくせにだらしなく垂れ下がった胸が違う意味ではちきれんばかりです。まぁ『恋』と『変』の時面は限りなく似てることに加えて『ラヴ』と『デヴ』もパッと見ると同じようなもんですからね。ゆえに私は独りであるにも関わらず限りなく恋愛中に近い状態とも言えます。

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ここ最近は純愛ブームなんて言われているようで韓国ドラマや電車男がアツいんでしょ?それって恋愛の美しさや喜びがこれでもか!と描かれていて心温まるイイ話なんでしょ?しかしながらあんなのは男女の恋愛のほんの一部でしかありません。言うなれば恋愛の片面のみです。カレーライスを注文したのに皿に盛られた白メシだけをドンと出されたらどう思いますか?ごはんの上にカレーが乗っかってこそカレーライスでしょ?純愛モノのドラマを観て「イイ話だなぁ」なんていうのは当たり前です。だって恋愛のイイ部分をピックアップして垂れ流しているだけですもん。純愛モノに描かれた恋愛に憧れるのも、自身の恋愛の参考にするのも愚の骨頂です。そんなのは清濁含めた現実の恋愛とは懸け離れていますから。

ここでちょっと私が脚本を書いてみましょう。純愛ブームに風穴を開け、真実の愛を描き出すドラマ、タイトルは名付けて『怒涛のリアルラブ物語』です。

26歳のOLミサキは合コンで出会った平凡なサラリーマンであるタカシと恋に落ちた。2人は週末毎にデートを重ね、互いの愛を育みあっていた。そんな日常のヒトコマ
――――――――――――――

ミサキ「ねぇタカシ?これからも私とずっと一緒にいてくれる?」

タカシ「当たり前だろ。俺たち愛し合ってるじゃないか。」

ミサキ「本当に私を愛してるの?」

タカシ「バカなこと聞くな。何万回だって言えるさ!おまえを心から愛してる!愛してる!愛してる!」

ミサキ「嬉しい!じゃあ今日から毎日メールで愛してるって送ってちょうだい!」

タカシ「いや、正直それは面倒くさい。」

ミサキ「え?どうして?愛してるならそれくらい別に普通でしょ?」

タカシ「いくら愛しててもそりゃ異常だよ。」

―――――――――――――――

はい!カァァ~ットォ!!

どうですか?人間が2人以上いれば大なり小なり必ず起こるもの、それが衝突です。互いに価値観が違う相手だからこそ必然的に理解しあえない部分があり、そこから亀裂が生じるのです。思うに、恋愛とは恋人同士が相互理解することではありません。誰かの全てを理解するとしたら自分と同じクローン人間でも創るほかないですから。恋愛の醍醐味とは他人だからこそ必然的に起こる衝突や軋轢を如何にして乗り越えるかという点に尽きます。相互理解もその一部でしょうが、それ以外にもアレコレ画策して相手を説き伏せるのもアリですし、こちらが折れて相手の要求を呑む場合もあるでしょう。しかしその場合には被る不利益を最小限に抑えなければなりません。時には騙すことだって大切です。

このように相手を好きだとか愛してると思うと同時に憎らしいとか殺したいという気持ちも孕んでいるのが本当の恋愛なわけで、如何にラブラブな恋人同士であっても心の片隅には常に溝があって、どうやっても越えられない壁があるのです。「おまえのためなら俺は死ねる!」と言えばキレイですが「俺のためにおまえが死ね!」というのもまた恋愛なのです。恋愛とは美しさ一辺倒では語れませんよ。

恋愛における壁や溝ですが、昨今の純愛モノではこれらを演出する際に外的要因に頼りきっているように思います。恋路をジャマする第三者が現れたり仕事のスケジュールで都合がつかない等の理由で2人の距離が離れていったり。その他にも身分の差とかそういう不可抗力がはたらいて壁や溝ができるのです。恋仲を引き裂くものが外的要因であれば原因は2人の他所にありますから、直接に恋の相手を「てめぇブッ殺す」とはならないわけで恋愛を美しく飾るには丁度良いのですが、私にとってはフェイク以外の何物でもありません。本当の恋愛とはこうあるべきです。再び『怒涛のリアルラブ物語』の一場面を紹介しましょう。

―――――――――――――――
ミサキ「ねぇ、タカシ?私のこと愛してる?」

タカシ「勿論さ!ハルエ!」

――――――――――――――

んん~…カァァットォォォ~~~!!!!

コレですよ。コレ。コレこそがリアルラブなのです。相手を騙し、言いくるめ、責め立て、裏切る。恋愛とは戦いであり、私の描くドラマはそこらへんの純愛ドラマにはない真実に肉薄した究極のラブストーリーなのです。

恋愛には衝突があって当たり前です。100%わかりあい、愛し合うカップルなんて不健全じゃありませんか。恋の汚さや嫌らしさ、愛憎ひっくるめた複雑な気持ちこそが恋愛だと思うのです。その他にもタカシの変態プレーに嫌気がさすミサキとか、ミサキの口臭に幻滅するタカシとか、そういう恋路の障害をバンバン挟み込んだ大傑作の脚本を完成させたのですが、ストーリーに関係無いおせっくすのシーンばかりを描写しすぎて下世話なエロ小説みたいになったのでたった今焼き捨てました。

経験豊富な皆さんは、恋人との実体験に基づいた様々な実験結果から恋の答えを導き出すという科学的アプローチで恋愛を語っていると思うのですが、私は文献(主にブックオフで少女漫画を立ち読み)から得られる限られた資料をもとに予測と予想でひとつの仮説をたて、その仮説から答えを求めていくわけでどちらかというと考古学とか歴史学に近く、その意味では前人未踏のかつてないほど斬新な切り口で恋愛をブッタ斬ってやったと自負しています。まぁ学生時代の試験の論述問題では、見たことも聞いたこともない用語をカンだけを頼りに2000字くらい使って解説してましたからね。

そんな私ですから反論は勘弁してください。

 - 何人のつぶやき

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