激アツの大盛り上がりでしたね?北京オリンピック!そりゃメディアも大々的に扱ってますから私も至るところで目にしますよ。例えば「セッ?スはスポーツだ!エロリンピック開幕!」とか「夜のオリンピックもチョー気持ちいい!」とか、いやいやオマエは普段どんなメディアを活用してるんだって話ですよ。そーいえば柔道とか観ました?本当に凄かったです。もうガーッて感じで興奮しましたし、あと水泳なんかもウワーッてなって、まさかあそこであの展開になるなんて思いもよらず、あとホラ、アレだ!体操だってドバーッと何かこうドラマチックっていうか、とにかく色んな競技でひたむきに頑張るアスリートたちの姿勢に感銘を受けまくる素晴らしさ!感動をありがとう。北京オリンピック!

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うん、まぁお察しの通り実は全然まったくオリンピックなんて観なかったんでユルい感想しか言えないんですけど何だか今年のオリンピックってあまり興味が湧かなかったわけですよ。聖火リレーあたりから中国の安っぽい平和への希求とか薄ら寒いパフォーマンスとかを見ると全身カユくてブツブツが出来そうになりまして、まぁ民族問題や環境問題についても色々あるんでしょうけどあまりにオリンピック=政策の一環という図式が露骨すぎてイマイチハマり込めなくなってしまいます。

世界規模の大きなイベントですから多くの人が動き、カネが動き、国が動くってのは仕方ないってよりむしろ当たり前のことです。オリンピックと政治の繋がりだって別に今に始まったことじゃないですからね。古くはベルリン大会でのヒットレルがドイツ民族の優位性を示すのに利用しましたし、また冷戦期には東西に別れてのボイコットしたりされたりがあったらしいですし、最近ではブッシュがテロ被害者の追悼という反テロ宣伝を世界に向けて発信しました。対抗、同調国家のいずれもが参加、あるいは観覧する世界大会で開催国が自国の政治的視点から反対勢力へのノーを突き付けるというプロパガンダに利用してるわけですよ。

まぁ上のは特に露骨な例ですが、オリンピックみたいなデカい祭りになると選手たちだけでなく政治屋さんや資本屋さん同士の競争も起こりうると思いますよ。我々の知らない所でハマキをくわえた権力者どもが利益獲得のため白熱のデッドヒートを繰り広げていても何ら不思議じゃありません。

胡錦濤「フフフ、北京オリンピックを成功に導くことで我が中国の国際的立場を高め、覇権国家への足掛かりとするのだ!さぁ、者ども、まずは宴だ!この胡錦濤様の世界征服を祝うが良い!ウグッ!何だこの餃子は!口にした瞬間に腹がッ!まさか…敵国が私を…暗殺しようと…なにぃ!こ、国産の餃子だと?そ…そんな…ぐわあああ!」

みたいなことが起こっているかもしれないってもんで、偉い人の間での水面下の思惑もきっとあるだろうと思います。ただ今回の北京オリンピックは従来の「爽やかなスポーツの裏で暗躍する権力者」といった図式とは決定的に違うものがあるんです。どーゆーことかと言うとオリンピックって、いやスポーツってそもそも娯楽じゃない?プライドとか生活を賭けてオリンピックに挑む選手や裏選手とも呼べる偉い人なら実際に「ガンバル」当事者ですからまだしも、観てるほうの人にとっては気軽に「ガンバレ」と応援して楽しむ娯楽じゃない?

北京オリンピックの開会式での演出についても偉い人たちが国威高揚のために仕組んだ政策とか何とかも多分あるんでしょうけど、単に娯楽として観る人はそんなの気にせず「うわー」とか「すげー」としか思わないのが普通なんです。しかしですよ。今回明るみに出た開会式でのヤラセ、過剰演出に中国国民は「アイヤー!中国の恥アルヨー!これじゃ国力を世界へ示すのに逆効果アルー!」とか「アチョー!国威高揚のためにはヤラセも仕方ないアルー!もっとやって国際社会に中国をアピールするアルネー!」とか言ってるみたいで、いやいや、そりゃ裏選手(偉い人)の視点じゃねーかと。つまり「ガンバレ」と応援する傍観者ではなく、「ガンバル」当事者の立場に立ってるんですよね。

しかも国益だとかおよそ娯楽とは呼べない斜め上の角度から観てますから、たしかに自国の繁栄なんてのは国民としての誇りとかだけでなく、国際的地位ひいては普段の生活というリアルな部分に影響することだってあるでしょう。例えば「ソフトバンクホークスが優勝を逃したら福岡全部沈没」とかなったら私も毎試合ドキドキハラハラ!そりゃ全力で応援しますよ。リアルに生活かかってますからね。そうなったらパ・リーグが盛り上がりまくるのは必至です。しかしそんなペナントレースは決して娯楽だなんて呼べません。

観客が観客の域を脱し、ただの傍観者ではなく当事者としてショーを観ているという点で激しく違和感を感じるわけですよ。何だか気軽にポテチでも食いながら応援してちゃダメな空気っていうか、ちんたまいじくりながら観戦してちゃダメな空気っていうか、いや、まぁちんたまいじくりながらのオリンピックはどう見ても金メダルなんですけど、柔ちゃん風に言うと「タマでも金」なんですけど、そんな感じで観客らしくない観客のおかげで楽しむための催しに水をさされた的な気分なんです。オリンピックと政治の癒着は政治屋だけ、経済の癒着は経済屋だけの問題であって観客はただちんたまいじくるだけというのが正しい……かどうかは知りませんがきっと娯楽とはそういうもんです。スポーツをただ楽しく観たい私には北京オリンピックは「マジな空気」が蔓延しすぎていたのかもしれません。

本当に観てなかったんで全然知らなかったんですがオグシオ?何かアイドル的な人も出てたんでしょ?で、メダル取れなかったんでしょ?オグシオなんて誰だかわからないもんで最初は矢田亜希子の旦那が出てもメダルなんて無理やがなくらいにしか思ってなかったんですけど、よく見たらすげーかわいいのな!どっちがオグでどっちがシオかは知らんが二人ともすげーかわいいのな!

試合を観なかったのが本当に悔しいんですが、もう少し早くオグシオの存在を知っていれば私も北京に駆け付けてメダルを逃し涙にくれるオグシオに歩み寄り、

私「オグ!よく頑張ったな!銅メダルの代わりに俺のドウテイをくれてやる!」

オグ「あ?ん!オグまで入ってるううう!」

私「シオ!貴様には銀メダルの代わりに俺のギンギンになったモノをやろう!」

シオ「あ?ん!シオを吹いちゃうううう!」

私「ガッハッハ!これで二人は金メダルの代わりに禁メダルをゲットじゃわい!」

みたいな感じでオリンピックに釘付けだったと思います。とまぁ、こんな風に考えることによってオリンピックは本来の姿に、つまり娯楽性を重視したお祭りになるんですよね。これが観客としての正しい姿勢じゃないかと私は思うんです。

オリンピックは新たな転機に差し掛かっています。ただの素人選手のお祭りとして始まった近代オリンピックは次第にその規模を拡大し、現在では政治利用されるに至りました。私が提唱するオリンピックとは腐敗の原因である政治色を一切排した純粋なエンターテイメント、つまり政治利用ではなく性事利用にこそあるのです。新しいオリンピックでのサッカーも若い選手しか出てないんですから当然ソリマラJapan!女子チームはそんな男子のソリマラをナデナデシコシコJapan!野球だってたくましいバットで突いてホシイノJapan!試合場にたなびく五輪旗もよく見たら五つの?ではなく五つの?と?の記号が重なり合ったデザインに変更されています。

私も社会啓蒙の草の根活動における第一歩として腐敗したオリンピックの情化…じゃなくて浄化を本気で考えているのですが今のところ誰一人賛同してくれる人がおりません。それどころかどうやら脳みそにドーピング疑惑がかけられているようです。「オグシオってバドミントンの選手やけどバドミントンよりバドガールになった方が良くね?」「え?」「だから中国得意のCG技術で試合中のオグシオがまるで全裸であるかのような加工がされたらもう中国共産党入党っていうか乳頭じゃね?」「はぁ?」ていうね。もう私はあまり喋らない方が良いかもしれません。開会式みたいに口パクが良いのかもしれません。それこそ「何も言えねぇ」のかもしれません。

投稿者 admin

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