とある何人の一言 – ミスターMの大気圏突入 –

ようこそ『とある何人の一言』へ。笑いの観点から社会を正す謎の男、ミスターMが私の個人的な価値観を拠り所に、刺して刺して刺しまくります。

第四十三回掲載「ヲタクのヲタノシミ」

      2014/10/08

基本的に天涯孤独な私にも定期的に集まって食事に行ったりする友人グループがいるんですけど、彼らがまた圧倒的オタク気質な男どもで一同に介したらそりゃもう万物を超越するほど気持ち悪いわけですよ。この夏もそんな彼らとアニメやゲーム、さらには自分たちの非モテ自慢について熱く語り明かしたんですが、何かね、たまたま街角でカワイイコと同じジュースを飲んでたら間接キスみたいで萌え死ぬとか女子アナって言葉のアナの部分を別解釈したら最高に興奮するとか他の追随を許さないくらいキモい話題に華が咲いてました。

その中でヲタ集団の内でも一際貫禄ある体型の持ち主である斉藤くんが、ていうかデブの斉藤くんが、メタボのくせに同じマンションに住む女子大生が何かの間違いで自分の部屋に入ってくるかもしれないという極僅かな可能性に人生の全てを賭けている斉藤くんが、突然こんなことを言い出しました。「も、もしさ、女子大生が家に来たときさ、エロDVD(三次元)を発見されるのとエロゲー(二次元)を発見されるの、どっちがヤバいと思う?」いや、オマエはヲタのくせに何を言っているんだ?隣同士や階数違いならまだしも603と308じゃ間違い様がねぇだろ?その前に全身の汗を拭け!と思ったんですが、よく考えるとこの彼の問いかけにはヲタというものが一般の女性にどう思われているのか、そしてそれを受けて我々はどう振る舞っていけば良いのかという人生最大のテーマ的な何かが潜んでいるわけですよ。

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まずエロが見つかるのはヤバいというのは共通ですがそれがエロDVD、つまり普通のポルノだったらエロバレだけで済みます。しかしエロゲの場合はエロ+ヲタバレの追加ダメージを被りますからそう考えるとエロゲの方が分が悪いということになりますね。ですがエロゲだと一応体裁としてはゲームということになるので純粋にゲームとして楽しんでいるだけでエロが主目的ではないと言い張る逃げ道も僅かながら残されているんです。さらにエロゲの場合は必ずしもパッケージだけで内容がエロだと判るものばかりではなく、特に一般の女性が見てもにこやかに微笑むアニメキャラのイラストが描いてある何かのソフトだとしか解釈されないわけで、誤魔化しが効くのはエロゲではないかとする考え方もできます。

様々な議論が展開されるなか、最終的に我々の出した解答は女の子にバレるならエロゲの方がマシであるとする結論でした。ポルノは誰が見てもポルノだとわかりますがコンピュータに疎いと思われる女性がエロゲを一瞥しただけでエロである判別することは難しく、その後のコチラのフォロー次第でいくらでも言い逃れができるわけですからね。初音ミクみたいに女性キャラをパッケージングしただけの普通のソフトだってありますから。

ヲタバレや変態バレは即死ですけどエロゲが見つかったとしても私の巧みな話術で健全なソフトウェアだと押し通せば良いんです。エロゲなんかに詳しくない一般女性はころりと騙されて私の死も免れるってなもんですよ。さぁ女ども!来るならば来い!まぁ普通に考えて女の子が私の家に入ってくるなんてありえないシチュエーションなんですが、将来何が起こるともわかりませんからね。それでなくても誰かにエロゲを見られるかもしれませんから、そんなときに私は変態じゃないと誤魔化すことも時として重要なのかもしれません。そう思いながら自分の部屋のPCラックに並ぶエロゲに目をやりタイトルを読むと「恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの」。

うむ、タイトルからして言い訳のできない変態ソフトです。やっぱり今すぐ死のうと思います。

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